買い取り業者との話

皆さんは今までにバイクの買い取りを経験した事はあるでしょうか？

バイクの買い取りというのは実際にあなたの指定した場所に来てもらい、バイクを実際に見てもらい、バイクの譲渡をする事です。

バイクの買い取り査定をお願いすると、上で説明したように査定員が実際にあなたの指定した場所に来てくれます。そして査定を実際に始めるのですが、基本的に査定最中には会話をしています。

「このバイクには長い間乗られていたんですか？」
「大事になさっているんですね、よく整備されています」
「随分長い間乗ってなかったんですか？」

など色々な質問をして会話をなんとか盛り上げようとしてくれます。
ここで査定員が何故そのような会話をするのか説明します。

あなたはどんな人ですか？
まずこれを見抜く為の会話だと思ってください。

実際にバイクを売る気がちゃんとあるのか、遊びで査定を頼んだだけなのか、などなどを確かめる必要があります。直接それを聞くわけではなく、間接的にあなたの考えなどを聞いていく方法を取るのが一般的です。

相手は利益を出す為の団体、つまり会社ですから、当然ですが設定されている最低金額で買いたいと思っています。最低金額と言えば響きが悪いですが、最低金額と最高金額にそこまでの値段幅があるわけではありません。

ですので逆に言えば長時間どんなに頑張っても値段がそこまで変わらない可能性も高いという事です。

ではどんな印象を会話で与えられたらいいのか。

あなたに売る気があるのは当然ですがアピールするべきです。買い取り業者も当然バイクを買いたいので査定に来ているわけですから、売る気がないお客には、時期によってはそこまで詳しい説明などで時間を割いてる暇はない場合もあります。

次に甘い人だと思われないことです。

YES,NOのハッキリとしない人。査定員は恐らく最低金額をお伝えするかと思います。

あなたの意思ははっきりとした形で伝えましょう。

最後にもう一つ、査定に文句を言わないことです。

どんな形であれ査定をしてくれている人間が目の前にいるのですから、あなたが文句を言えば相手も良い気分にはなりません。自分がどのような人間であるのか、これをアピールする必要はありませんが、常識的な態度で会話をする事をオススメします。

私の経験では、「なんだそれ、全然わかんねーよ。もういいわ。帰れ。」と言われた事があります。

これでは話自体が成立しません。こちらがキチンとした形で査定して、「当方では○○万円お出し出来ます」と伝えているのに対し、上のような形での対応をされると困ります。

悪い部分や良い部分を一つ一つ説明するのが基本ですから、分からない部分は聞いてもらえたらそこでまた説明できると思います。

この場合結局は私に買う気がなくなってしまい、他社よりも高い値段を提示したにも関わらず、最後は相手が「その値段で買ってください」と頼んでいましたが買わずに帰ってしまいました。

皆さんも買い取り業者との会話、無駄話だとは思わずちゃんとした対応を心掛けましょう。
何度も言いますが、相手も人間です。

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